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Johnny Adams / HEART & SOUL
突然聞こえて来たイントロのスライドギターがあまりそれっぽくなくてほんまにソウルのレコードかいなと思っていると、出た、ハスキーでのどがらがらの黒人特有のあの声が。時にファルセットも交えたルーズでノヴェルティな雰囲気はここがニューオーリンズとくればおおいに納得。なにしろブラス バンド、ラグタイム、ジャグ バンド、ケイジャンなどが盛んだったお土地がら、一筋縄ではいかない。ブルーズやリズム&ブルーズ、カントリー ナンバーも確かな歌唱力で歌いあげ、特にファルセットはサザン ソウル界一、小手先のテクニックではなくスケールの大きいゆったりしたゴスペル フィーリングあふれるもので、マライア キャリーのそれとはレベルが違う。
サザン ソウルに脂が乗りきった'60年代後期の一枚。
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James Brown / PRISONER OF LOVE
御存じJ Bの'63年のアルバム。一般人にも有名なので逆に軽んじられるきらいがあり残念だがアフロ アメリカン音楽の重要ミューズィッシャンであるのは言うまでもない。バラードを多く聞かせるアルバムで、後年よりも高音の若々しい声が聞ける。西海岸系のブルーズ シャウターやゴスペル唱方に影響をうけた張りのある切なくふり絞る様な、それでいて乾いたヴォーカルは非常に個性的で替わる人物がいない。バックのギターの音も薄っぺらでとてもファンキー、ストリングスまで黒っぽい。全体に漂ういなたい雰囲気、安っぽく都会的で田舎くさい、ポップ ミューズィックの本流を行くようなリズム&ブルーズ/ソウルでありました
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Elvis Presley / THE SUN COLLECTION
エルヴィスの瑞々しい声が聞けるサンレーベルへの録音集。
A面の1曲目に針を下ろしたとたん何故これ程まで有名で、熱狂的ファンが数多くいるのか、中後期のものを聞いて疑問をいだいていた人はたちどころに納得できるだろう。カントリー&ウェスタンとリズム&ブルーズ両方の素養を持つ、この時代に生まれるべくして生まれたロック&ロールの申し子エルヴィス、そして白人でありながら黒人差別の激しいこの地メンフィスで黒人音楽やその影響下の音楽をレコーディングしていたサム フィリップスのサン、この出合いもまた象徴的で感慨が湧く。スコッティ ムーアのギターもシブい。
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高橋竹山 / 竹山、民謡の心を語る
1998年2月8日午前3時、喉頭癌のため87歳で逝った高橋竹山。その最期まで三味線を離そうとしなかった('97.12/21 温泉の舞台にて最後のステージを務める)気骨は放浪芸人の面目躍如。権威や名声に甘んじることなく、太棹を通して発し、絞り出した魂の語りは晩年に至っても若々しく、探球心を失わないものだった。
このアルバムは竹山をここまで有名にしたきっかけをつくったともいえる澁谷ジャンジャン、そこでの1975年のライヴ。途中で余計な編集の挿入曲が出てくるので、すかさず無視。
心にほこりがたまって、涙で洗い流したかったら聞け。
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